【日本五大銘飯】

みなさんこんにちは!

東日トラベルセンターです!

皆様は【日本五大銘飯】って、聞いたことありますか??

全国の郷土料理の中において、日本の代表的なご飯料理として

選定された料理のことを【日本五大銘飯(名飯)】

と呼ぶのだそうです。

明日私は先輩社員に頼まれて行く添乗で、

そのうちのひとつを食べられることに!

そんなわけで先輩社員に【日本五大銘飯】を教わったので、

今日は5つ簡単にご紹介したいと思います!

【東京都】深川飯

引用元:https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/34_1_tokyo.html(深川めし/深川丼 東京都 | うちの郷土料理:農林水産省)

1つ目は主に東京都江東区に伝承される【深川飯】

かつてこの地域は隅田川の火口付近に位置し、

江戸前の豊富な魚介類が捕れた場所でした。

元来、ネギと生のアサリを味噌でさっと煮て汁ごとご飯にかけたものと言われています。

江戸っ子で気が短い漁師たちは貝の味噌汁をご飯にかけたり、

貝のむき身をさっと煮たものをご飯にかけて丼にして食べていて、

忙しい時でもパッと食べられ栄養も豊富と好まれたそうです。

【島根県】うずめ飯

引用元:https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/uzumemeshi_shimane.html(うずめ飯 島根県 | うちの郷土料理:農林水産省)

2つ目は島根県の津和野地方に伝わる【うずめ飯】

さいの目に切った具材を醤油や酒などで味付けして丼に盛り、

その上にご飯をよそって出汁をかけるという、

ご飯と具材逆なんだ!?な郷土料理

この食べ方の理由についてはさまざまな説があり、

質素倹約を強いられた時代、贅沢を悟られないように

具材を下にして隠した…

具材が粗末なのを見られないように隠した…など、

そんな説があるため、提供するときも食べるときも、

「伏し目がちにする」といった習わしもあるのだとか。

【大阪府】かやく飯

引用元:https://www.kurashiru.com/articles/bd006e03-c442-4e3f-8c28-1932932361f6(「かやくご飯」ってどんなご飯?特徴について解説! | クラシル)

3つ目は大阪難波に伝わる【かやく飯】

全国的には炊き込みご飯や五目御飯と呼ばれる具だくさんのご飯

「かやく」は「火薬」ではなく「加薬」と書くんだそうです!

おもにごぼうや油揚げ、お肉やにんじん、こんにゃくといった具材がメインで、

醤油や酒で味をつけて炊き上げた炊き込みご飯になります。

全国的に有名な気がするけどなぜ大阪難波で?と

疑問に思ったのですが、

冷めてもおいしいことや具材がたくさん入っていておかずがなくても済むこと、

残り野菜などを使えるので食材を無駄にしない、といったメリットから、

合理的な考えを好む傾向のある大阪の人々に好かれやすく、

愛される郷土料理となったと言われているそうです!

【岐阜県】さよりめし

引用元:https://andmore.tabechoku.com/season-recipe_sanma/(日本五大銘飯! さんまを使った岐阜の郷土料理「さよりめし」 | 食べチョク&more本五大銘飯! さんまを使った岐阜の郷土料理「さよりめし」 | 食べチョク&more)

4つ目は岐阜県可児市の【さよりめし】

米にさんま、ささがきごぼう、にんじん、しょうがの千切りを入れて、

塩や醤油、酒などで味付けして作る所謂さんまの炊き込みご飯

「なぜ さんま なのに さより??」という感じですが、

岐阜県の中濃~東濃地方では昔からさんまをはじめとする

細長い魚全般を「さより」と呼ぶ習慣があったためだということだそうです。

海がない岐阜ではかつて新鮮な海の魚が手に入りにくく、

塩漬けのさんまが用いられていたそう。

当時は塩漬けの塩味が大変好まれたそうです。

秋の収穫を祝っていただく献立だったんだとか!

【埼玉県】忠七めし

引用元:https://ogawa-futaba.jp/menu/chusitimesi(忠七めし | 山岡鉄舟と二葉当主による日本五大名飯のひとつ | 割烹旅館二葉)

5つ目は明日私が食べに行く埼玉の【忠七めし】

埼玉県の割烹旅館双葉で江戸時代末期から食べられている郷土料理です。

お椀に盛られたご飯にさらし葱、わさび、柚子をのせ、

その上からどびんに入れた、鰹節でとった熱いつゆを注いで出来上がり!

要はお茶漬け!なんていわれています(笑)

幕末にこの地に滞在した山岡鉄舟が、二葉の八代目当主・八木忠七に作らせたことから歴史が始まりました。

当時は鰹節も海苔も庶民には手に入りにくかった品であり、

それらをふんだんに使った忠七めしは大変なご馳走だったそうです。

古くから伝わる郷土料理に触れる

昨今は幼稚園や保育園でも【郷土料理の日】なんかが設けられ、

日本の伝統的な郷土料理に触れられるようになっています。

寿司やてんぷらなどといった海外でも有名な日本料理に注目しがちですが、

地域に根付き、伝承されてきた歴史ある食事を頂くことで、

古くからの日本の「食」を感じるというのも大切だと思います。

明日は私もじっくり忠七めしを味わってきます!🍚

こういった「食」がテーマのご旅行も皆様に人気がありますので、

もし気になった方は是非お問い合わせください!

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それではまた次回の更新でお会いいたしましょう!